後期に向けて

ノルディック班1年 塙 真紀
 スキー部に入部して4ヵ月が経った今、前期について、そして今後について改めて考えてみたいと思う。

 もともと運動は得意でも苦手でもなく、高校でもスキー部に所属していたのだが、週5回、しかも朝練という環境で高校の時とは比べ物にならないきついメニューをこなすことは根気が必要であると、入部してからひしひしと感じた。さらには、本入部のタイムレースの次の部活で捻挫をしてしまい、1ヵ月ほど練習に参加出来ない日々が続いた。入部早々、不注意やストレッチ不足で怪我をしてしまった自分への不甲斐なさも焦りも不安もあった。しかし、トレチさん全員に、焦らないできちんと治すように言って頂き、ここで無理をして怪我を悪化させては意味が無いと思えたため、別メニューに専念することが出来た。主に筋トレや体幹を中心に、 復帰後のメニューに繋がる別メニューが出来たと思う。

 しかし、怪我から復帰したあとの練習では、スピードや距離に付いていけないことが多く、体力の無さを実感した。ランのメニューが多いスキー部だが、なぜバラバラではなくみんなで走っているのか、その意味をもう一度考え直したい。加えて、おそらくそれ以上に大切なのは自分自信の強い心であるとも感じた。自分の気持ち次第で、駄目だと思えば置いていかれ、出来ると思えば付いて行ける。最終的に自分の弱い部分との戦いになるのだと思った。
前期をふりかえってみれば、朝練と授業とに慣れるのに精一杯でぎりぎりのまま前期は終わってしまったと思う。

 一年生としての仕事に関しては、前期は課題だらけであったと思う。同期は自分を含め8人と、先輩方の代に比べれば人数が多いため意思の疎通や仕事分担などが上手くいかず、まとまりのないままであった。それ故先輩方にご迷惑をおかけしてしまった部分が多い。後期からは、1年全員で仕事をこなし、円滑に部活が進むようにしたい。
部員としての自覚をしっかり持ち、練習時とそれ以外のけじめをしっかりつけ、毎回の部活を意味のあるものにしたい。

 次に、後期について、まずはオフ明けのタイムレースに向けてだが、前回のタイムを下回らないようコンディションを整えていきたい。後期は、最終的に14分前半にタイムが乗ることを目標にする。普段の練習では前期での反省を踏まえ、悔いの残るトレーニングにならないように一回一回全力で取り組みたい。
そして、タイムレースの後にはあらゆるOB・OGさんが口を揃えてきついとおっしゃる夏合宿が控えている。先輩方からメニューや内容を教えて頂き不安しか無い現在だが、肉体的にも精神的にも成長できるものだと信じて、より一層強い心を持って臨みたい。

 さらに後期は、目の前のことをひとつひとつこなしながら、少しずつ冬も見据えていけたらと思う。冬の合宿は今までに経験したことのない長丁場になる。全ては冬に繋がるという気持ちで練習に参加したい。

一年目故に、変に気負いすることなくがむしゃらにチャレンジしていこうと思う。

前期を振り返って・・・

一般・アルペン班1年 栃木 貴裕
 自分は入部する前に入院していたこともあって、著しく体力もおちていたせいで、初めは練習についていくことさえできず最後にようやく少しずつついていけるようになったという状況でした。その中でも先輩方や同期のメンバーに支えられ何とか耐えていけたと思いますし、前期最後のタイムレースでは、それをしっかり結果として出し切れたと思っています。

 ただ体幹をはじめまだまだ至らない点もおおくありました。そして、夏のインカレで他の大学のスキーチームの意識・実力の高さを見て、日ごろのトレーニングから差がはっきりとわかりました。とてもいい経験になったとも思っています。これを踏まえて全体的には、後期もよりトレーニングを考えていき、なるべく自主トレもするようにしていかなくてはいけないと思っています。

 もう一つ生活面でも、自分の体調管理や生活リズムをしっかり保つことがだいじであると痛感した前期でもありました。どれかに気を取られたりしすぎてうまくバランスが保てなくなることも多くありましたし、連絡ミスも発生したりと、あまりよくない状態だと自分でしっかり自覚を持って後期はもっと考えて管理していかなくてはいけないと思っています。

 スキー自体についてはまだまだ分からないことも多くあるので自分から積極的に知識を身につけるようにもして、ローラーなどのトレーニングも大事にしながら冬までのイメージを持って後期はがんばっていきたいと思います。

一年目の前期を終えて

ノルディック班1年 大崎 友花
 スキー部に入部して数ヶ月経ちました。怒号の大学生活ですが、充実した日々を送れていると感じています。

 前期の私は練習についていくことに精一杯でしたが、その中でも課題は多く見つかったので自分にとってプラスになることばかりだったと思います。気付いていないだけで、まだまだ自分には足りないものがあると思います。それでも特に今の自分は体幹を鍛える必要があると感じています。中学・高校と運動部ではなかったので全体的に底上げをしていかなければいけないということもありますが、冬に向けて今やるべきことは体幹を鍛えることが先決だと思います。それは前期後半に膝を痛めてしまったということがある上に、笑えないほど筋力がないのが現場であるからです。これでは正直冬が怖いです。死にたくなかったら、自主練でなんとかしないといけません。

 しかし自主練をするにしても、限られた時間の中でどうやっていくのかも後期は課題になってきます。前期は定期的に自主練を行うことが出来なかったので、後期こそは時間を調整してやりたいです。部活以外にもやらなければいけないことはありますが、全てをうまくやっていくためには、今まで以上に計画的に考えてやっていかなければいけないと強く感じています。

 こう考えると後期の大学生活も怒号になるでしょう。しかし、私は素晴らしい先輩、同期に恵まれています。だからこそ、多少きつくても前向きに乗り越えていきたいですし、結果を残したいです。4年後、スキー部に入部して良かったと心の底から思えるように、一年目の冬をめがけて後期はさらに気合い入れてやっていきます。後期もよろしくお願いします。

前期までを振り返り、後期への課題

一般・アルペン班1年 石川 広基
 私がスキー部に入部し、約三か月が経過しました。スキー部の活動・理学部のレポートに追われた大学生活を送っていますが、毎日大変充実しています。 前期を振り返ってみると、練習についていくのが精一杯でしたがその中からも課題を得ることが出来ました。

 その課題としては柔軟性・基礎体力の不足などであり、シーズンへ向けての課題としています。このように前期を通して課題が挙げられたのですが、まだ私自身が気づいていない課題も数多くあると思います。 私は第二回タイムレースを万全のコンディションで臨むことができませんでした。これは足首の怪我が関係しているのですが、この足首の怪我も柔軟性に長けていれば未然に防ぐことができたのではないかと考えていました。実際、私は怪我が多いことは事実であり、もしそれがオフシーズンではなく、オンシーズンの場合だとしたら大会にも出場することが困難だったと思います。このようにオフシーズンの課題がオンシーズンにも大きく関係しているのが感じられました。

 後期の大きなものとしては大会があります。後期に入るとすぐに大会があると言ってもいいくらいです。私は高校時もスキー部に所属していたため、大会に出場したこともあります。なので、大学では高校時よりも良い成績をとりたいと強く思っています。そのためには、シーズンインする前に私自身の課題を消していくことが必要です。

 しかし、時間は限られています。ですから、この限られた時間の中でどのように行動をし、どのように私自身の課題を消していくかが重要であります。そう考えるとスキー部全体の練習にプラスして自主練習も必要であると考えました。

 生活は部活動だけでなく勉学などやらなければならないことが数多くあるためしっかりと考え行動していきたいと思います。 このような目標をたてると、後期も部活動・理学部のレポートに追われる大学生活になることが明らかです。しかし、私には頼りになる先輩方、支えになってくれる同期がいます。後期の練習はシーズンを意識したためより厳しいものになっていくと思いますがしっかりと努力をし、乗り越えていきたいと思います。

冬の本番に向けて

一般・アルペン班1年 飯塚 大河
 私はこれまで継続的なトレーニングとは無縁の生活を送ってきました。昔から筋トレと言うものがあまり好きではなく、そんなことをしなくても体力面や運動能力面においては人並みのことはこなせると思っていました。しかし、スキー部という体育会系の部活に入部したこの前期を振り返ってみると、最初こそついていけていた様に思うものの、体力、足腰の弱さが露呈し、前回のタイムレースでは目標を達成できないという無様な結果を晒す事になりました。

 筋力、体力の無さや精神面の脆さ等、数々の至らない部分が浮き彫りになり、そのことで先輩方にも多大なご迷惑をお掛けしたと思います。誠に申し訳ありませんでした。
 その点を踏まえて後期は


・今度こそタイムレースで目標の20分台を切る
・個人で柔軟によるケア+筋トレ

 この二つを冬までの大まかな目標として、怪我をしない身体作りを目指したいと思
います。具体的にはトレーニングルームの活用や昔あるコーチに教わった筋トレを実践しようと思っています。
 またアルペン班として、11月から開かれる狭山の人工スキー場での調整や、私個人で師事を受けているコーチのもとに去年まで以上に積極的に行き、技術の向上に努めたいと思います。
 大学のアルペンについては分からないことだらけで手探りの状況なので、今年の試合で、大学のアルペンで目指す目標の指標のようなものを見つけられたらなと思います。

 後期は、体調を整えて練習を休まないことを当然できるように努め、日ごろの練習についていけるように自主練習も欠かさず行っていく。ノルディック班なので毎週ローラーの練習があるが、同期の中で常に一番であれるように励みたい。また、体作りも積極的に行う。後期は貪欲に他の部員達と競いあい、自分のパフォーマンスを上げていきたい。

 また、支援企画の補佐という役割をいただいたので、同期の広瀬と一緒に先輩を支えていければと考えている。
課題は多いがそれを乗り越える環境が学習院輔仁会スキー部にはあるので、自分の意思が揺らぐことはないだろう。男子の目標である、「二部昇格」に力を添えることができるように尽力したい。

目指すべき自分

ノルディック班1年 藤本 凌太朗
 スキー部に入ったきっかけは、同期のアルペン班一年飯塚が「一緒に入ろう」といってくれたことだった。私は小さい頃から祖父にスキーを教えてもらってたこともあってか、入部に抵抗はなかった。しかし、練習が始まってみると練習量についていけず体調を何度も崩してしまった。中学時代はテニス部だったが高校時代は文化部に所属していたため、「体育会系はこんなにもきついのか」「私には向いてないのではないか」などと思ったこともある。

 そんな精神的に貧弱な自分を支えてくれたのは同じ練習に励んでいる同期や、くじけそうになったとき声をはりあげて「がんばれ」と応援してくれる先輩達がいたからだ。練習に参加していくうちに、自分の成長が感じられるようになりいつのまにか次の練習が待ち遠しくなっていた。
入部当初感じていた不安などもいつのまにかなくなっていた。

 入部後初のイベントとなる、5月の第一回のタイムレースまでは、入学前と入学後では比べ物にならない運動量の変化に身体を慣れさせることに必死な日々だった。「3kmを走りきること」がとりあえずの目標となった第1回のレースを経験したことで、タイムを縮めたい、という意思を強く持つことができるようになった。本入部を経るとペース走の指定タイムも上がり、また強度の上がった練習も増え、時に先輩方に付いていけなくなってしまうことも何度かあった。自分の苦手なメニューこそ人一倍頑張らなくてはいけないのに、苦しくなるとつい甘えが出てしまう。このような、自分を追い込みきれなかったことが数回あったことが、前期の練習面における主な反省点である。

 しかし、前期を振り返ってみると実に私は未熟である。
遅刻の多さ、体調管理ができていない、練習についていけない部分がある等課題はたくさん残っている。タイムレースに関しても一回目より二回目のタイムは伸びてはいるが、今の順位には満足していない。

 後期は、体調を整えて練習を休まないことを当然できるように努め、日ごろの練習についていけるように自主練習も欠かさず行っていく。ノルディック班なので毎週ローラーの練習があるが、同期の中で常に一番であれるように励みたい。また、体作りも積極的に行う。後期は貪欲に他の部員達と競いあい、自分のパフォーマンスを上げていきたい。

 また、支援企画の補佐という役割をいただいたので、同期の広瀬と一緒に先輩を支えていければと考えている。
課題は多いがそれを乗り越える環境が学習院輔人会スキー部にはあるので、自分の意思が揺らぐことはないだろう。
男子の目標である、「二部昇格」に力を添えることができるように尽力したい。

後期に向けて、思うこと

ノルディック班1年 山岸 由芽
 悩みに悩んで決めた入部から早2ヶ月が経ったと同時に、前期のトレーニングが終わった。スキー部の一員として迎える初めての夏に、前期のトレーニングを振り返り、後期の目標を考えてみたいと思う

 思い返せば、この2ヶ月、私は自分自身が4月時点では想像もしていなかった過ごし方をしてきた。なぜなら私自身、運動部にプレーヤーとして入部するつもりは全くなかったからだ。スキー部に入部を決めたのも以前からマネージャーをやりたいと考えていたからであった。しかし、第一回のタイムレースに向けた練習に参加する中で、自らもプレーしたいという気持ちが芽生えてきた。辛いとき、先輩方に励まされ、また同期と励ましあうことで練習を乗り越えられる。その達成感をもっと味わってみたいと思ったのだ。

 入部後初のイベントとなる、5月の第一回のタイムレースまでは、入学前と入学後では比べ物にならない運動量の変化に身体を慣れさせることに必死な日々だった。「3kmを走りきること」がとりあえずの目標となった第1回のレースを経験したことで、タイムを縮めたい、という意思を強く持つことができるようになった。本入部を経るとペース走の指定タイムも上がり、また強度の上がった練習も増え、時に先輩方に付いていけなくなってしまうことも何度かあった。自分の苦手なメニューこそ人一倍頑張らなくてはいけないのに、苦しくなるとつい甘えが出てしまう。このような、自分を追い込みきれなかったことが数回あったことが、前期の練習面における主な反省点である。

 自分の弱い部分を知った上で6月に迎えた第二回のタイムレース。前期のトレーニングの集大成とも言える場で、自分が思っていたよりも大きくタイムを縮められ13分台に乗ったことは、後期のトレーニングのモチベーションを上げる良い材料になったと思っている。自分なりの頑張りが結果に出たこの経験をシーズンが控える後期に繋げるためにも、夏の自主トレを怠らないようにしたい。また、後期はシーズンインを常に視野に入れて練習に励む必要があると思う。これはスキー部の一員であるなら前期後期関係なく行うべきだが、正直競技に関して分からないことだらけだった前期の私は十分に、というか恥ずかしながら全くできていなかった。タイムレースという目の前の目標だけでなく、その先の目標も持つようにしたい。漠然としてはいるが、まずはリレーメンバーに入ることがそれである。1年女子が全員ノルディック斑であるゆえ、お互いが良きライバルとなれるよう、互いに高め合っていきたい。

 これらの練習面に加えて、後期には部活に所属しているという意識を1年全体でもっと高めていきたいと思う。前期は仕事の何ひとつ分からず先輩方に一から教えていただいた。後期もまだまだ分からないことだらけだが、与えられた仕事をしっかりと務めるのも私たち1年の役割である。練習面と仕事面、どちらにおいても、1年の間は吸収が十分にできる数少ない時間でないかと私は思う。その時間を無駄にしないよう、後期の1日1日を大切にしていきたい。

満足することなく満足する

ノルディック班1年 広瀬 右京
 前期を振り返って。
体力づくり。毎回の練習は気をゆるめることなく励むことができた。その結果がタイムレースの結果によく表れている。夏季インカレの駅伝では確かに強豪校の選手との力の差は感じたが、これから「彼らにどこまで追いつけるか」と考えただけで楽しみである。ローラー練習。その練習ごとに成長を実感している。あることを教わると、あることができなくなる。それでも、別のあることが無意識にできるようになっている。

 前期は非常に充実したトレーニング生活が送れた。
もちろん足りなかった部分がないというわけではない。しかし、一つ一つのことをクリアしてこそ課題を見つけたり目標を立てたりする意味があると思う。

 そこで前期を終えて浮き出てきた課題を挙げたいと思う

 まず、日々のトレーニングの意義を再確認。「ただ何となく」は嫌いだ。イヤイヤやりたくもない。与えられたメニューも一度自分で「分析する」ということを忘れずにしたい。
 次に、知識の蓄積。これからシーズンに入り試合に臨むにあたって、足りない知識を早い段階で取り入れることも不可欠だ。クロスカントリーというはじめて触れる競技において豊富な知識は大きな武器になると思う。そして、切磋琢磨し高めあえる雰囲気作り。夏季インカレでは「体力の差」だけでなく「チームの強さ」も大切であると感じた。参加人数の少なかった自分たちは、一つのことに喜び、悲しみ、盛り上がる他チームに圧倒された。最終的には個人の力が試される競技ではあるが、常に仲間との意思疎通をはかりチームに所属しているメリットを生かしていきたい。

 「常に満足することなく」過ごすことも大切だが、その場面場面においては「常に満足する」ことも成長するための大切な要素だと思う。その時の自分に合った目標を設定し、「常に満足する」状況をつくりだすことで自らの成長を感じられるようにしたい。