夏合宿を超えた先にあるもの / 一般・アルペン班1年 川野 浩太郎

 入部以前からブログやHPを見ていたことから、夏合宿が過酷なことや20㎞タイムレースがあることは知っており、そんな距離を走ったことが無い自分は、入部以降トレーニングを始めても20㎞という距離を走れる気がしないまま合宿の前日を迎え、荷造りをしていました。また、荷造りの最中には明日からの5日間に対して、まだ見ぬ怖さと、怖いもの見たさの2つの感情が混ざっていたのも事実です。

 いざ夏合宿が始まり、菅平につき最初のトレーニングである20㎞以上のLSDではすぐにこれからの合宿がどれほど辛いものなのかを思い知らされました。
 次の日からのトレーニングでは同じ1年にタイムで負け、先輩方のペースについていけず、遅れてしまうメニューもあり、毎日悔しい思いをしました。
 しかし毎日のメニューを全力でこなし、自分の限界に挑んだ先には悔しさとともに小さな達成感がありました。

 今までの生活のなかでここまで自分の身体・精神と向き合い限界まで追い込む体験をしたのは初めてであったために、この経験は必ず冬に良い影響を与えてくれるという自信が生まれました。
 しかし、この経験を冬に生かすも殺すもこれから始まる後期のトレーニングに挑む自分の姿勢次第だと考えています。

 後期になり、冬が近づくにつれ、モチベーションが上がるのが当然だと思いますが、気持ちだけではなく冬に戦える身体作りを最優先にしなければならないので、この夏経験したこと全てを後期からのトレーニング、また、その先にある冬に向けての糧にしなければならないと考えています。

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