その先へ! / マネージャー4年 五十洲 実咲

初めての夏合宿を終えたとき、
あと3回も夏合宿を迎える事ができるのか不安を抱いたのが正直なところです。

しかし、自分が考えていたよりも時が経つのは早く、あっという間に4年目を迎え
気が付けば最後の夏合宿が終わっていました。

学連の委員をしているため、本番のインカレでは応援にいくことも叶いません。
そのため夏合宿は部員の頑張っている姿を近くでサポートすることができる唯一の合宿です。1年で1番慌ただしく、気が休まることはありませんが、その分とてもやりがいがあり、1日1日が充実しています。

どの夏合宿も毎回同じくらい緊張をしながらも1つでも成長して帰ろう!と、当時の学年ごとに目標を持って参加していました。

1年目では、がむしゃらに頑張ること
2年目では、後輩に仕事を教えること、マネージャーの先輩のサポートを見て勉強すること
3年目では、マネージャー全体を上手くまとめること
4年目の今年は、俯瞰的に見ること、引き継ぎをすること

完璧ではなかったかもしれませんが、大半は達成できました。幸いにも後輩に優秀なマネージャーが2人もいるので、来年以降も新しい仲間とともにプレーヤーにとってより良いサポートをし続けてくれると確信しています。

そして「プレーヤーと違い、マネージャーは目に見て分かる結果が出るわけじゃない。その中で私が目指す場所はどこだろう?」と問いかけて下さった先輩の言葉が私の部活生活の軸となり、何か迷ったり立ち止まったりしたときの大切な道しるべです。

学年が上がるごとに少しずつ周りを見る余裕も生まれ、毎年改めて実感することは、多くのOBOGの方々のサポートあっての夏合宿だということです。現役時代に同じコースを走っていた先輩方がお忙しい中時間を割いて毎年応援に駆けつけてくださる団体は、数少ないのではないでしょうか。そんな恵まれた環境の中で現役ができることは、精いっぱい頑張っている姿をお見せすることだと思います。
今回の夏合宿では厳しいお言葉を頂くことが多くありましたが、あとは高く上へ上がるのみです。
夏合宿を終えてから冬を迎えるまでの期間は1年の中で一番早く時間が過ぎます。少しでもボーっとして大切な時間を無駄にしてしまわないように、私自身気を引き締め直し、まずは陸トレのサポート、そこから冬の目標の達成へ向けて良い状態で迎えられるような環境作りを心がけます。

四年目にあたり、「最後の○○」を迎えることが多くなってきましたが、自分が思っているよりも高くその先に進めるように、そして1秒たりとも後悔しないように残り少ない現役生活を大切に過ごしていきたいと思います。

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